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実務ガイド公開 2026-07-19

Claude Codeでできること10選【実例で解説・2026年版】

結論(先に3つ)

  • できることは「コードを書く支援」に収まりません。説明・修正・テストの基本から、アプリ操作・定型実行・並列分担まで広がっています。
  • 本記事は10種を実例つきで整理します。前半4つが開発の基本、続く3つが開発以外、最後の3つが運用への組み込みです。
  • 始めるのはインストール1行とPro(月$17〜)。先に決めるのは機能より「どこまで任せるか」の線引きです。

前提: Claude Codeとは

Claude Codeは、Anthropicのエージェント型コーディングツールです。チャットに助言をもらう形と違い、Claude自身がフォルダを開き、ファイルを読み書きし、コマンドを実行します。定義や対応環境の詳細は用語解説にまとめています。本記事は「具体的に何を頼めるか」に絞ります。

基本の4つ(開発作業)

1. コードベースの説明。リポジトリを開いて「このプロジェクトは何をしている?」と聞くだけです。構造と主要コンポーネントを数十秒で説明します。実例では、引き継いだ直後のコードの全体像づくりに使われています。ドキュメントのない社内ツールの解読も定番です。

2. バグ修正からPR作成まで。バグ報告やissueの文面を貼ると、関連ファイルを特定して直します。テストを実行し、プルリクエストの作成まで一続きです。GitHubやGitLabと連携して動きます。「エラーログを貼る→原因の説明と修正案が返る」だけの使い方でも十分に効きます。

3. テストの追加と実行。「この関数のテストを書いて実行して」と頼むと、書く・走らせる・失敗を直すまで往復します。テストのない古いコードに、後からテストを足していく用途が実例として多い。カバレッジの底上げを人手でやるより速い場面があります。

4. 一括リファクタリング。命名の統一、非推奨APIの置き換え、ライブラリの移行。複数ファイルにまたがる機械的な変更をまとめて任せられます。変更が大きいときは、後述のサブエージェントで分担する形に発展します。

開発以外の3つ

5. ドキュメント生成。コードから書き起こす方向の文書化です。READMEの整備、変更履歴の要約、関数コメントの追加。「実装と食い違った古いREADMEを現状に合わせて直す」という頼み方が実例として使いやすい形です。

6. データ処理とスクリプト作成。CSVの整形・集計・グラフ化を、スクリプトを書いて実行するところまで進めます。エンジニアでなくても、結果のファイルだけ受け取れます。月次データの集計を毎回同じ手順で頼む、といった使い方が入口になります。

7. アプリとブラウザの操作(Computer use)。2026年3月に加わった機能で、画面を見ながらアプリを操作します。管理画面からのデータ取得や、フォーム入力の代行が実例です。コードで自動化しにくいGUI作業に届くようになりました。

運用に載せる3つ

8. 定型作業のスケジュール実行(Routines)。2026年4月に加わりました。「毎朝9時にこの集計を回す」のような定型作業を予約して任せます。人が起動しなくても回る、という点が従来との違いです。

9. 並列サブエージェントで大規模タスクを分担。2026年5月のDynamic workflowsで、数十〜数百のサブエージェントが並列に動くようになりました(詳細レビュー)。リポジトリ全体のテスト整備や大規模移行など、1人月級の作業を分割して同時に進める実例が出ています。

10. MCPで外部ツールと連携。MCPという共通規格を通じて、Slack・データベース・チケット管理などに接続します。「エラー通知を読んで原因を調べ、チケットを起票する」のような、ツールをまたぐ流れを1回の指示で頼めます。

始め方と料金

最短の始め方はターミナルで1行です。curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash を実行し、Claudeアカウントでログインします。所要は数分です。

料金はClaudeの有料プランに含まれます。Pro(月$17〜、月払いは$20)で始められ、上限を増やすならMax 5x($100/月)・Max 20x($200/月)。いずれも週次の利用上限があります。既定のモデルはSonnet 5です(レビュー)。最上位のFable 5は提供条件が7月20日に変わり、MaxとTeam Premiumは追加費なし、Proは従量になります(経緯)。

任せる前に決めること

10選の後半ほど、実行の影響範囲が広がります。導入時に決めるのは3点です。第一に、自動で許可する操作の範囲。削除・デプロイ・外部送信は個別承認に残します。第二に、社内ルールへの明文化。利用ガイドラインの作り方導入チェックリストが使えます。第三に、外部データを読ませるときのプロンプトインジェクション対策です。

どう読むか

10選を並べると、重心の移動が見えます。前半は人が横について進める作業で、後半は予約や分担で「任せて待つ」作業です。2026年の機能追加は一貫して後半に足されてきました。だから導入の本体は、できることを増やす作業ではなく、どこまで許可するかを決める作業になります。線引きを先に済ませた組織ほど、後半の機能を安心して使えます。

関連する用語とレビュー

Claude Codeとは(用語解説) / MCPとは(用語解説) / AIエージェント社内導入チェックリスト / Dynamic workflowsレビュー / 実務ガイド一覧

出典

Claude Code公式ページ / 公式ドキュメント。料金・提供条件は2026-07-19時点の公式ページおよび当サイト既報レビューに基づく。